NY金:反発、米長期金利の低下が支援材料

2019年5月4日 08:58

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記事提供元:フィスコ


*08:58JST NY金:反発、米長期金利の低下が支援材料

COMEX金6月限終値:1281.30 ↑9.30

3日のNY金先物6月限は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は前日比+9.30ドルの1オンス=1281.30ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1269.00ドル−1283.90ドル。この日発表された4月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は市場予想を上回る伸びを記録したが、平均時給の上昇率は市場予想をやや下回った。その後発表された4月ISM非製造業景況指数は上昇予想に反して55.5に低下したことから、インフレ加速への思惑は後退し、金先物を買い戻す動きが広がった。為替相場がユーロ高・米ドル安に振れたことや、株高でも米長期金利は低下したことも金先物相場に対する支援材料となった。《TN》

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