10連休の鉄道混雑状況は? 下りは4月27日・上りは5月5日がピーク JR各社

2019年4月13日 10:29

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JR東日本の発車日別予約状況 (画像: JR東日本の発表資料より)

JR東日本の発車日別予約状況 (画像: JR東日本の発表資料より)[写真拡大]

●10連休期間の混雑状況は

 2019年のゴールデンウィークは、新天皇即位に伴う祝日を含めて10連休となる。JR各社は連休期間における混雑状況を公表した。下りのピークは、4月27日(土)で、その後下りの混雑は徐々に緩和していく。一方、上りのピークは5月5日(日)であるが、連休期間が長いこともあって集中型ではなく4日から6日にかけて分散した傾向がある。

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●27日の下りは軒並み満席

 10連休の中で最も混雑が集中しそうなのが4月27日(土)である。この日の下り列車はJR東日本管内でだけでも12万席以上がすでに販売されており、午前中に発車する列車は軒並み満席である。同じ傾向が28日(日)にも表れており、28日(日)の午前中に発車する下り列車も新幹線の速達タイプは軒並み満席になっている。

●前年比で150%以上の予約率

 2019年のゴールデンウィークは、10連休の影響もあり予約状況が非常に好調で、鉄道各社の販売座席数も前年比150%を越えている。在来線では指定席列車が増加した影響もある。JR各社では臨時列車を増発して対応しているが、指定席は軒並み売り切れている状態であり、ラッシュになる予定の日は自由席の利用者も乗車定員の100%を大幅に超える混雑状況が見込まれている。そのため、鉄道各社では、利用者に対して注意喚起をしている。

●ゴールデンウィーク中日はまだまだ余裕あり

 東京に限らず、大阪や名古屋、福岡においても連休の初日に都市圏から出ていく列車は予約状況が好調で、山陽新幹線においても27日から29日に新大阪を出発する列車は午前中を中心として満席の状況である。一方、長い連休のため、連休の中日にはまだまだ空席のある列車も多く、これから旅行を計画する人にとっては中日を上手に利用するのがポイントになる。また、ピーク時においても満席は午前中の列車であり、午後や夕方出発する列車は一部で空席がある。JR各社では、早めに予約することも呼び掛けている。(記事:speedbird・記事一覧を見る

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