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羽田空港、SKYTRAXの空港評価で世界総合2位に 3部門では世界1位獲得
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日本空港ビルディングと東京国際空港ターミナルは28日、英SKYTRAX社が実施する2019年国際空港評価(WORLD AIRPORT AWARDS 2019)において、羽田空港が3部門で世界第1位となったと発表した。総合評価となる「World’s Best Airports」では、シンガポールのチャンギ国際空港に次いで第2位だった。
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世界1位となったのは、4年連続の「The World’s Cleanest Airports」(清潔さ部門)、7年連続の「The World’s Best Domestic Airports」(国内線空港総合評価部門)と、今回から新設された「World’s Best PRM/Accessible Facilities」(高齢者・障害者対応施設部門)の3部門。
それぞれの部門で、空港内の清潔さや快適さ、国内線ターミナルの使いやすさ、高齢者や障害のある人などが移動する際のサポートへの取り組みなどがが評価された。
また、中部国際空港(セントレア)が「The World’s Best Regional Airport」(地域空港部門)で第1位にランクされた。「Regional Airport」とは、「首都圏以外の都市で主に短距離・中距離の運航を行う国際線のハブではない空港」と定義されている。
「World’s Best Airports」では、中部国際空港が6位、成田国際空港が9位となっている。
SKYTRAXは、1989年に設立され、英ロンドンを拠点とする航空業界の格付け会社。今回の「空港レーティング」の他に「航空会社レーティング」も実施している。
SKYTRAXの空港評価項目は、「チェックインの利便性・スピード・係員の接客態度」、「出発・到着時のセキュリティ」、「ターミナルの利便性・快適性・機能性」、「ショッピングの利便性」など多岐に亘り、これらを総合して判断された結果が今回の受賞となったものだ。
今回の評価の対象期間は18年8月から19年2月であり、世界550の空港が調査対象となり、100以上の国・地域の1,373万人の満足度調査により評価されたとのことである。(記事:kan1713・記事一覧を見る)
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