関連記事
ビル&メリンダ・ゲイツ財団、1年間の有給育休制度を縮小へ
記事提供元:スラド
Microsoft共同創業者であるビル・ゲイツ氏などによる慈善団体ビル&メリンダ・ゲイツ財団が、4年前に立ち上げた52週間(約1年間)の育児休暇(育休)制度を縮小させるという(QUARTZ、LinkedIn、GIGAZINE)。
この育休制度では、給与支払いを受けつつ52週間の休暇を取ることができた。米国では育休制度が義務付けられておらず、企業の裁量に任されている。FacebookやGoogleといった福利厚生が優れていると言われている企業でも育休期間は3か月から6か月程度に設定されているため、1年間の育休制度は異例だったという。
同財団の人事担当者によると、この制度は良い結果と悪い結果の両方を生み出したという。良い結果としては、子育てとキャリア構築が両立できることが挙げられているが、いっぽうで育休取得者が行っていた仕事を引き継いだ人のトレーニングや、育休からの復帰者のトレーニングなどが管理職の負担を生んでいたという。
これを受けて同財団は育休期間を6か月に短縮し、また有給ではなく2万ドルの報奨金を付与する形に変更するとのこと。
スラドのコメントを読む | ビジネス
関連ストーリー:
Microsoft、有給の出産・育児休暇を従業員に提供するよう米国内のサプライヤーに義務付ける計画 2018年09月04日
「3歳までは母親が育児に専念すべき」という話に科学的根拠はない 2017年11月17日
「A5:SQL Mk-2」開発者、育児休暇中のため寄付による支援を求める 2013年07月09日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク