EFF、IT企業にユーザーのセキュリティとプライバシー強化求めるキャンペーン

2019年3月4日 10:09

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記事提供元:スラド

EFFは2月28日、テクノロジー企業にユーザーのセキュリティとプライバシーを強化するよう要求するキャンペーン「Fix It Already」を開始した(Deeplinks Blogの記事Mac Rumorsの記事Softpediaの記事)。

キャンペーンの対象は9社。AppleにはiCloudバックアップの暗号化、Android (Google)にはAndroidでアプリの「INTERNET」パーミッションをユーザーが無効化できるようにすること、Microsoft (Windows 10)には「デバイスの暗号化」で暗号鍵をMicrosoftのサーバーに送信しないことを求めている。

このほかの6社に対する要求は以下の通り。 Facbook: セキュリティ目的でユーザーが提供した連絡先情報を他の目的に使用しない 
 Slack: 無料ワークスペースの管理者にもメッセージ保持期限の設定を可能にする 
 Twitter: ダイレクトメッセージをエンドツーエンドで暗号化する 
 Venmo: 友達リストを非公開化できるようにする 
 Verizon: 端末へのスパイウェアインストールをやめる 

 WhatsApp: グループへ追加する前にユーザーの了承を受ける スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | テクノロジー | ビジネス | セキュリティ | YRO | プライバシ

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