世界最大級の航空機「Airlander 10」、量産スタート

2019年1月18日 16:24

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記事提供元:スラド

taraiok曰く、 全長91メートルという、世界最大級の航空機「Airlander 10」が商用生産段階になっているそうだ。

 Airlander 10は英国の航空開発企業Hybrid Air Vehicles(HAV)が開発した飛行船のような形状の航空機。飛行船と航空機の機能を兼ね備えたハイブリッド航空機で、あらゆるコンディションの陸地に離発着できるのが特徴。乗客定員数は19人(BBCThe GuardianPopular MechanicsTechableSlashdot)。

 同機は2016年から試作機によるテストが行われていたが(過去記事)、現在ではテスト段階が終了、現在は量産モデルと同等のモデルが複数同時に製造されつつあるとしている。10月には欧州航空安全局(EASA)の承認も取り付けおり、加えて英国の民間航空局(CCA)からの認可も受けたという。これにより、乗客を乗せて飛行させることが可能になっている。メーカーはすべてが計画通りに進めば、2020年代初頭に商用モデルのAirlander 10が販売されることになるだろうとしている。

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