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ヒューマンHD、シンガポールに子供向けロボット教室 東南アジア初進出
シンガポールのロボット教室で行われた体験会(写真:ヒューマンホールディングスの発表資料より)[写真拡大]
ロボット製作を通じてプログラミングの基礎を学べる子供向けロボット教室を全国で展開しているヒューマンホールディングス(東京都新宿区)は25日、シンガポールなど東南アジア3カ国に子供向けロボット教室を開設すると発表した。同社の東南アジアでの教室開設は初めてで、今後、2020年までに世界10カ国以上で教室を開設したいとしている。
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同社が東南アジアに初めて開設するのは、シンガポールの「KOMABAロボット教室」。12月24日、高級ブランドのブティックなどが立ち並ぶオーチャード・ロードに近接した一等地にオープンした。同時期にほかの2教室も開設し、シンガポールでの教室は3カ所となる。また、近くタイ、ベトナムでも教室を開設するという。
同社が日本で展開している「ヒューマンアカデミーロボット教室」は、ロボットクリエーターの高橋智隆・東京大学先端科学技術研究センター特任准教授が監修した教育プログラムを使用。ロボットのキットを組み立てたり、改造したりしながら未就学児からロボット製作やプログラミングの基礎を学ぶことができる。また、一通りのカリキュラムを終えると、本格的なロボット技術やプログラミングを学べるコースもある。
同社によると、教室は2009年からスタート。2018年11月現在、国内1300カ所以上の教室に約2万2000人以上の子供が通う日本最大級のロボット教室だという。早期教育で日本の先端技術を学べる教育プログラムとして、海外からの注目も高く、2016年からは中国と台湾に進出し、合わせて40教室で500人以上の子供が学んでいる。
今回、東南アジアの中でも教育水準が高く、情報化先進国でもあるシンガポールに展開したことで、さらなる世界展開への足がかりとし、2020年までに世界10カ国以上に教室を開設を目指す。
ロボット教室の世界展開について、同社は「子供たちへの教育を通じて、AIやロボット分野でイノベーションを起こす人材を世界で発掘、育成したい」としている。
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