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日本医学教育評価機構、東京医科大の国際基準による認定取り消しへ
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 国内の医科大学・医学部を国際基準に基づいて評価する日本医学教育評価機構(JACME)が22日、理事会で東京医科大学の認定を取り消すことを決定したそうだ(NHKニュースの記事、日本経済新聞の記事、YOMIURI ONLINEの記事、朝日新聞デジタルの記事)。
米国外の医学校卒業生に対する米国での研修や医師免許試験受験資格を認定するECFMG(Educational Commission for Foreign Medical Graduates)は2010年、2023年以降国際基準で認定を受けた医学校の出身者にのみ申請資格を認める方針を打ち出している。
JACMEは国内で世界医学教育連盟(WFME)の国際基準に基づく認定を行うべく設立された評価組織。東京医大は入試での得点操作が問題となっているが、これが選抜方法の明確な提示や客観的な判断を求める国際基準を満たさないと判断されたとのこと。これにより、東京医大が再度JACMEの認定を受けない限り、卒業生は2023年以降米国での臨床研修や医師免許試験の受験ができなくなる。
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