Zaif流出で使われたIPアドレス、ハッカソンで推定

2018年11月6日 09:15

印刷

記事提供元:スラド

NOBAX曰く、 今年9月、仮想通貨取引所「Zaif」がサイバー攻撃を受けて多額の仮想通貨を流出させる事件があった(過去記事)。これに対しJapan Digital Designが流出した仮想通貨を追跡するハッカソンを実施、流出した仮想通貨「Monacoin」のトランザクション発信元を推定したという(Japan Digital Designの発表朝日新聞)。

 このIPアドレスは欧州の業者が保有していたもので、この情報を使って契約者の開示を行える可能性があるようだ。すでにこれら情報は金融庁と警察当局に提供されており、双方とも重大な関心を寄せているという。

 ホワイトハッカーって実在するんですね。

 ハッカソンでは仮想通貨流出後に仮想通貨を処理するノードを大規模に展開して取引情報を収集したそうだ。その結果、盗んだ仮想通貨を送金するために使用した複数のIPアドレスを特定できたという。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | IT | お金

 関連ストーリー:
仮想通貨取引所Zaif、不正アクセスで約67億円相当の仮想通貨を流出させる 2018年09月21日
コインチェックの仮想通貨流出事件、犯人らによる偽アカウントは同社社員と半年以上前から交流を持っていた 2018年05月15日
コインチェックから流出したNEMの追跡打ち切り、犯人らはすでに匿名で換金済みか 2018年03月22日
流出したNEM、匿名ネットワーク上での交換を行う動きが確認される 2018年02月10日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事