JR3社、「Japanese Beauty Hokuriku キャンペーン」2018年冬も開催 14回目

2018年10月29日 13:38

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 JR東日本・JR東海・JR西日本の3社は、北陸三県誘客促進連携協議会と連携して、北陸の魅力を存分に楽しめる「Japanese Beauty Hokuriku キャンペーン」を2018年12月~2019年3月に共同で実施する。

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 北陸三県誘客促進連携協議会とは、北陸三県(富山県・石川県・福井県)における魅力ある観光地づくりと北陸への誘客促進を目的として、3県と、各県観光連盟・観光推進機構、北陸経済連合会、JR西日本金沢支社で構成する協議会のこと。

 「Japanese Beauty Hokuriku」キャンペーンは、2004年春に初めて実施されて以来、2006年春、2007年冬、2008年冬、2009年冬、2010年夏と開催され、2011年以降は毎年冬に行われており、今回で14回目となる。キャンペーン名称からも、国内向けだけではなく、海外のゲストも視野に入れていることがわかる。「美食」「美観」「美技」「美湯」「美心」の5つの「美」をテーマとして展開されているが、特に、「日本の美は、北陸にあり」として、冬の北陸の魅力を「美食」を中心に紹介している。

 キャンペーン企画では、5つのカテゴリーで北陸三県それぞれが一推しの食や景観、伝統工芸、温泉、宿泊処を紹介し、誘致を図る。また、旅行に便利なアクセス・サービスの充実度もアピールしている。駅から観光地などへのアクセスの良さを北陸三県それぞれが挙げているほか、交通機関別にも紹介している。

 特筆すべきは“手ぶら観光”だ。有料サービスではあるものの、宿泊予定先のホテル・旅館に駅から荷物を発送できるサービスは、利用者にとっては利便性が高い。

 おすすめ企画の詳細は、JR西日本「北陸信越トリップ」内の専用ページ(http://hokuriku-w7.com/)または、11 月下旬から首都圏・中京圏・関西圏の主な駅に設置予定のガイドブック「北陸冬物語」で確認することが可能だ。

 このほか、首都圏・中京圏・関西圏の主な旅行会社では、北陸までの往復JRと宿がセットになった旅行プランや周遊きっぷも用意している。

 同キャンペーンは駅ポスターなどの交通広告を中心に、JR3社共通の宣伝を展開するほか、「美食」を中心に北陸の魅力、おすすめ企画等を紹介するガイドブック「北陸冬物語」をJR3社の主要駅に設置する。(記事:M_imai・記事一覧を見る

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