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フェラーリ史上最もパワフルなスパイダー、「488 Pista Spider」
一般公開(10月4日~10日)が始まったパリ・モーターショーで、Ferrari 488 Pista Spiderがデビューを飾った。これはフェラーリが発表する50台目のドロップトップモデルであり、かつて比類のないパワーウェイトレシオを誇る、フェラリー史上最もパワフルなスパイダーである。
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「488 Pista Spider」の直接のルーツは、2つのサーキット専用車、488 Challengeと488 GTEだ。488 GTEは2017年FIA世界耐久選手権のGTクラス・タイトルを獲得、2012年(選手権がスタートした年)以来5つめのマニュファクチャラーズ・タイトルをフェラーリに与えた。また、先にリリース済みであるクーペバージョンの488Pistaで得られた技術的フィードバックも、488 Pista Spiderには加えられている。
マラネッロ史上最もパワフルなV8エンジンは、2018年にインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー・アワードを受賞、3年連続でベスト・エンジンに選出される光栄に輝いたもの。総排気量3,902cc、ツインターボ。過去20年間の最優秀エンジンの中から選ばれる特別な賞「ベスト・オブ・ベスト」も獲得している。
エクステリアデザインは、エアロダイナミクス面のパフォーマンスを最大限に発揮することを前提として設計されている。かつてないほどに性能志向で、かつそれが綿密な彫刻の如くに美しく、フェラーリの特長的なステイリングとエレガンスを体現している。なお、488 Spiderにあったサイドエアインテークのスプリッターは廃止されている。
488 Pista Spiderがターゲットとするクライアントは、既にフェラーリの、それもスパイダーを所有している、「情熱的」なフェラリスタであるとのこと。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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