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ソフトバンク、AIを研究する学生への奨学金給付を決定 最大で総額1億円
ソフトバンクは26日、AIの学修および研究に取り組む学生を対象にした給付型奨学金プログラム「ソフトバンクAI人材育成スカラーシップ」を実施すると発表。金額は1人あたり100万円とされ、100人までの学生に給付される、最大で総額1億円の奨学金プログラムとなる。
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奨学金の源はソフトバンクによるJEES(公益財団法人日本国際教育支援協会)の「冠奨学金事業」への寄付金であり、応募の受付はJEESが担当する。対象となるのは情報工学、情報科学、統計学などの分野にてAIに関する学修および研究に取り組む大学院1年生だ。
ソフトバンクが指定する大学院に2019年4月時点で1年生として在籍予定の学生に対し、2020年3月まで実施する見込み。2018年10月から奨学金受給希望者を順次募集する。ただ提出する書類の受付期間は大学院によって異なり、また応募にあたっては大学院生が在籍する予定の各校の学長推薦が必要となる。
選考方法は書類選考となるが、必要と判断されれば面接も求められる。給付へと至った場合は1年間に毎月8万円、加えて一時金として4万円が支給される。
このプラグラムは全ての産業でAIがより幅広く活用され、ビジネスモデルや競争環境が大々的に変わっていくような時代を見据えたうえでの取り組みである。その目的は各産業の発展を導くAI人材を育成することだ。今回の給付の対象期間は2019年度だが、2020年以降の継続も検討中だという。
ソフトバンクの宮川潤一副社長は期待を込めて次のように述べている。「プラグラムを通してより多くの学生にAIに関連する分野への興味をもってもらい、また奨学生には各産業の在り方がAIによって変わっていく時代に日本をリードする存在になってほしい」。(記事:小椋恒示・記事一覧を見る)
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