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米国の携帯電話への着信 2019年には半数近くが詐欺電話との予測
headless曰く、 迷惑電話のブロックサービスなどを提供するFirst Orionによると、2019年には米国の携帯電話に着信する通話の半数近くが詐欺電話になると予測されるそうだ(プレスリリース、BetaNews)。
予測は同社の携帯電話向け通話保護サービス加入者の過去18か月間にわたる通話500億件から、発信元電話番号による特定の通話パターンなどを分析した結果によるものだ。同社のデータによると、2017年には携帯電話への着信の3.7%だった詐欺電話だが、2018年には29.2%に大幅増加している。今後、より効果的な通話保護ソリューションを業界が導入しなければ、2019年の早い時期には44.6%に到達することが予想されるとのこと。
電話詐欺師は相手が着信に応答するようさまざまな手法を用いるが、特によく使われるのは発信元番号を偽装して地元の電話番号に見せかける手法だという。この手法では電話を受けた人だけでなく、偽装された電話番号の持ち主も被害を受けることになる。また、発信元電話番号が偽装されているため、ブラックリストを用いるサードパーティーの迷惑電話ブロックアプリでは効果が薄い。
同社のCallPrintingソリューションはネットワーク側でリアルタイムに着信を分析し、新たな詐欺師や偽装手法をブロックできるといい、今年第4四半期から米国のTier 1キャリアのネットワークに導入されるとのことだ。
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