ARゴーグル「Magic Leap One」、Oculus創業者が酷評

2018年9月5日 12:40

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記事提供元:スラド

 ARゴーグル「Magic Leap One」の開発者向けバージョンがついに出荷されたが(過去記事)、VRゴーグルの草分けであるOculus Riftを生み出したOculus社の創業者であるパルマー・ラッキー氏がMagic Leap Oneを酷評しているMogura VRTechCrunch)。

 氏はプロセッサなどを組み込んだコンポーネントをベルトに装着するという点は評価している一方、コントローラのトラッキング性能が悪い点やディスプレイの性能が事前に言われていたものよりも低い(焦点面が2つしかない)こと、ヘッドセットのトラッキング性能がHoloLensよりも劣ること、OSが「見掛け倒し」であることなどを指摘している。また、購入者の大半が開発者ではなかったと推測されることから、実際にMagic Leap向けARアプリケーション開発が行われる規模は少ないのではないかとも述べている。

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