関連記事
観測史上最高気温記録の名古屋 こんな夏に味噌煮込みうどんは?
名古屋市では8月3日午後2時に気温が40.2度と、観測史上最高を記録した。これまでの最高は1942年8月2日の39.9度。
【こちらも】観測史上最高気温を更新 猛暑対策への関心が高まる
連日の猛暑日の中で、あの名古屋名物、「味噌煮込みうどん」はどうなっているのだろうか。さぞかし夏は客足が遠のくだろうと思っていたが、夏こそ味噌煮込みうどんだという人も多く、夏限定メニューが登場したり、冷やしみそ煮込みうどんがあったりと、夏でも健在だった。
冷房設備がなかった頃の夏は客足が遠のき、人気が定着したのはクーラーが店についてからだそうだが、夏には激辛カレーと同様、汗をダラダラかきながら食べる味噌煮込みうどんという名古屋人も多い。
■味噌煮込うどん専門店の山本屋本店の季節限定夏メニュー
名古屋の味噌煮込うどん専門店、山本屋本店では季節限定夏メニューとして「豚ニンニク入り味噌煮込うどん」と「しじみ入り味噌煮込うどん」を提供。夏にぴったりなパンチの効いた味噌煮込うどんになっている。
店内は冷房が効いていて、空調のある地下街にもあり、季節はあまり関係なくなっているようだ。おかわり自由の漬物を食べながら体を冷やし、味噌煮込うどんに挑戦するのも良いかもしれない。
■新メニューも販売開始
山本屋本店は7月18日より新メニュー「スタミナ豚しゃぶ味噌煮込うどん」の販売も開始した。濃厚な脂身が特徴の豚バラと、たっぷりのニラ・ニンニクを効かせた、これこそ夏の味噌煮込うどんだ。
■和食麺処サガミの「冷しみそ煮込」
一方、和食麺処サガミは、名古屋名物みそ煮込を暑い夏にも食べてもらいたいとの想いから、季節限定、店舗限定で「冷しみそ煮込」を販売している。
ぐつぐつ煮立った鍋が特徴で、ふーふ―言いながら、鍋のふたにうどんを乗せて冷ましてから食べる味噌煮込うどんだが、これは氷が浮かび、ゆで卵が乗っている、夏ならではのちょっと変わったメニューだ。みそ煮込みにこだわるサガミだからこその発想だろう。
■名古屋人は夏でも味噌煮込みの味に引かれる
味噌煮込みの味と香りにどうしようもなく惹かれるのが名古屋の人達。夏でも冷房がガンガンに効いた店内で、熱々の味噌煮込うどんを汗をかきかき食べている人がたくさんいるとのこと。
猛暑日続きでぐったりしていても、味噌煮込みの濃厚な味で元気を回復できるのかもしれない。
スポンサードリンク