法人向け仮想通貨会計データ作成ツール「クリプトリンク法人会計」とのデータ連携を開始

2018年8月2日 16:01

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:01JST 法人向け仮想通貨会計データ作成ツール「クリプトリンク法人会計」とのデータ連携を開始
財務・会計システムや経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービスは、暗号通貨の管理・計算システムの開発・販売を行うクリプトリンクが販売する法人向け仮想通貨会計データ作成ツール「クリプトリンク法人会計」ベータ版と、ACELINK、MJSLINK各シリーズとのデータ連携を開始した。
この連携によって、暗号通貨取引の仕訳データをミロク情報サービスの財務・会計システムで取り込み、煩雑で難しい処理にスムーズに適切な会計処理ができるようになった。
今後、「クリプトリンク法人会計」とのAPI接続でのシームレスなデータ連携が実現することで、増加が見込まれる暗号通貨取引の会計処理や税務申告の利便性が高まり、税理士や会計事務所とその顧問先企業の業務効率化につながっていくはずである。

■「クリプトリンク法人会計」ベータ版の概要

「クリプトリンク法人会計」ベータ版は、暗号通貨の各取引所のデータをアップロードすれば、収支計算と会計データが作成でき、ミロク情報サービスなどの会計ソフトにデータを取り込むことができる、日本初の法人向け暗号通貨の会計データ作成ツールである。

■データ連携の背景

暗号通貨の市場規模は急速に拡大し、2018年3月には企業会計基準委員会が「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」を公表、法人の暗号通貨の会計取引も注目されている。
その一方、暗号通貨の収支計算は、差損益計算が煩雑で時間がかかり、難しい。多くの税理士や会計事務所、法人の経理担当者が対応に苦慮している。
「クリプトリンク法人会計」とデータを連携することで、ミロク情報サービスの財務・会計システムユーザーの仮想通貨取引に関連する会計処理や税務申告をサポートする。

■データ連携の主な効果

1.複数取引所のデータが一元管理でき、収支計算が簡単にできる。
2.「クリプトリンク法人会計」で作成した収支結果から会計データを作成。会計基準に則り、税務コンプライアンスを満たすかたちでミロク情報サービスの財務・会計システムにデータを取り込めて、適切な会計処理と税務申告が可能できるようになる。

□データ連携図

データ連携開始日は、2018年8月1日(水)からである。


【ニュース提供・エムトレ】《US》

関連記事