話しかけると翻訳する、74言語対応翻訳機「ポケトークW」9月7日新発売

2018年7月28日 20:33

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「POCKETALK W(ポケトークW)」(画像: ソースネクスト)

「POCKETALK W(ポケトークW)」(画像: ソースネクスト)[写真拡大]

  • 利用イメージ。
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 ソースネクストは26日、相手の言語を話せなくても対話ができる通訳気「POCKETALK W(ポケトークW)」を9月7日に発売すると発表した。この通訳機は、ボタンを押して話しかけるだけで指定言語に翻訳して音声で返すもの。2017年10月に初代モデルを発表し11日間で初回生産台数が完売するほどの人気商品となった。今回発売するモデルは、この初代モデルを大幅に進化させたものとなる。価格はグローバル通信2年付きが2万9,800円から、グローバル通信なしが2万4,800円からとなる。

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 ポケトークWは、本体サイズは初代モデル(110mm×59.8mm×15.8mm)のままタッチパネル対応画面を従来比より焼く3.2倍大きい2.4インチのものに変更。画面では吹き込んだ音声と翻訳結果をリアルタイムで表示することができる。文字サイズも4段階で変更できるようになった。

 翻訳の操作は簡単だ。話したい言語側のボタンを押してポケトークWに話しかけ、ボタンを離すと翻訳を開始。結果を音声で返すので相手に聞かせることができる。一部の言語はテキスト表示のみで音声結果が出ないが、テキストを相手に見せれば意思疎通をはかることが可能だ。

 またポケトークWではモバイルデータ通信が4G(LTE)にも対応したほか、翻訳スピードも向上。Wi-Fi接続時では従来モデルより平均7.4倍、モバイルデータ通信時でも平均2.5倍の速さで翻訳できるようになった。また、eSIMを搭載した世界初の通訳機となり、SIMを内蔵してるためグローバル通信付モデルであれば、購入後すぐに世界105カ国の国と地域で利用できる。

 「ポケトーク」はクラウド上の翻訳エンジンを利用して高い翻訳精度を実現している。ポケトークWではこの翻訳エンジンを向上させ、中国語やタイ語といったアジア圏を中心に翻訳精度が上がっている。2018年7月26日時点では74言語に対応。同じ英語でもインド英語やオーストラリア言語といった地域によって異なるアクセントの翻訳にも対応したのこと。

 仕事や旅行で海外に行く人はもちろん、日本で海外旅行客を迎える場合にこの翻訳機は役立ちそうだ。現在は予約販売中で、9月6日までにFacebook公式アカウントに「いいね!」をすると抽選で10名にプレゼントをするキャンペーンもおこなっている。

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