スバル、「WRX STI」に特別仕様車「TYPE RA-R」 500台限定で発売

2018年7月20日 18:39

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「WRX STI TYPE RA-R」(画像: SUBARUの発表資料より)

「WRX STI TYPE RA-R」(画像: SUBARUの発表資料より)[写真拡大]

  • 「WRX STI TYPE RA-R」
  • 「WRX STI TYPE RA-R」
  • 「バランスドBOXER イメージ」
  • ボディカラー: WRブルー・パール

 スバルは19日、同社のモータースポーツ統括会社であるSTI(スバルテクニカインターナショナル)と共同開発した「WRX STI」の特別仕様車「TYPE RA-R」を発売した。「TYPE RA-R」はSTIの設立30周年を記念したコンプリートカーとなり、「記録への挑戦」を意味するRecord Attempt-Racingの頭文字をとった。「軽さ」「速さ」「愉しさ」を開発コンセプトに、クルマの基本性能である「走る」「曲がる」「止まる」を極限まで追求している。

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 「WRX STI」をベースとした「TYPE RA-R」では、グラム単位での軽量化を実施。スペアタイヤなど走りに影響のないパーツを外し、STI製BBS 18インチアルミホイールやSTI製ジュラコンMTシフトノブなどの軽量化アイテムを使用し、過去のコンプリートカーであるS207やS208に比べて30kgの軽量化に成功。エンジンにはS208にも搭載した329馬力のEJ20バランスドBOXERを搭載した。パワーウェイトレシオは「S208」を上回る。

 そして足回りには「TYPE RA-R」のために専用開発したフロント倒立式KYBサスペンションとローダウンコイルスプリング、ドライやウェット関係なく安定した走りを魅せてくれるミシュラン製パイロットスポーツ4Sを国産モデルで初めて採用。ブレーキには高い制動力が自慢のHighμ(ハイミュー)ブレーキパッドを採用したブレンボ製ブレーキシステムを装備。これらの抜かりない完璧な足回りのおかげで、速さと安定性をしっかりと両立した1台に仕上がった。

 価格は499万8,240円(消費税込)で、500台限定の販売。発売期間は2018年7月19日から12月17日まで。スバル販売店で注文を受け付ける。

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