イオンスタイル、宮城県初出店 仙台卸町が9月15日オープン

2018年7月12日 08:43

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イオンスタイル仙台卸町の外観イメージ(イオンリテール発表資料より)

イオンスタイル仙台卸町の外観イメージ(イオンリテール発表資料より)[写真拡大]

 イオンリテールが仙台市若林区卸町で整備している大型商業施設のイオンスタイル仙台卸町が9月15日、グランドオープンする。イオンスタイルとしては宮城県初出店で、東北最大級の食のフロアと約70の専門店で構成する仙台市最大級の商業施設が誕生する。

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 イオンスタイル仙台卸町は市営地下鉄東西線の卸町駅付近にあり、業務用酒類卸業カネサ藤原屋の旧本部営業センター跡地などに位置する。敷地面積は約1万9,000平方メートル。鉄骨地上6階建て延べ約4万6,000平方メートルの施設で、うち商業面積が約1万8,000平方メートルになる。屋上も含めた駐車場は約1,000台分を用意する。

 イオンスタイルのほか、66の専門店が入居する予定。和洋菓子の梅屋、服飾雑貨のmylc、海鮮の丸福魚類など東北初出店が7店舗、パンケーキのgram、買取の買取店わかば、靴のシューズストックなど宮城県初出店が10店舗ある。

 目玉は東北最大級をうたった食のフロアで、1階の約6,300平方メートルを充て、約700席のフードコートを置く。「まごころ農家コーナー」では、JA仙台の女性部員と青年部の協力により仙台市近郊で採れた新鮮野菜を提供するほか、女川港や石巻港で揚がった鮮魚の販売コーナーも設ける。

 塩釜港からは生マグロを入荷し、赤身、中トロ、大トロだけでなく、ほほ肉、かま、頭肉など希少部位を販売。毎週末にはマグロ1頭の解体即売会を実施する。

 各階の構成は1階がイオンスタイルを中心にした食、2階がファッション、雑貨、ヘルスケアなど、3階がキッズ用品と暮らしの日用品を中心とする。

 2019年春には施設内に認可保育園「ビッグママランド卸町園(仮称)」を開園するほか、東北の商業施設として初めての「はこぽす」を設置する。はこぽすはインターネット通販などで購入した商品や郵便物を受け取れる無人宅配ロッカーで、24時間の受け取りを可能にする。

 イオンリテールが運営する仙台市内の大型商業施設は、2003年に開店した宮城野区のイオン仙台幸町店以来。イオングループは青葉区の旧東北大大雨宮キャンパス跡地でも大型店の計画を持つ。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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