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東京タワー、工事期間は約1年半 設計完成前に着工
記事提供元:スラド
東京タワーの建設フローが興味深いという話がnoteで紹介されている。
東京タワーの管理会社である日本電波塔株式会社は1957年5月に設立され、6月末に着工。完成は翌1958年の12月で、工事期間は約1年半。さらに設計図の完成は着工後の7月15日だったという。
設計には当時の「世界一高い塔」という条件があり、展望台や塔の下に科学館の設置も求められた。さらに電波塔という目的から、上部に設置されたアンテナの揺れが数十cm以内という条件もあったという。当時は現在のようなコンピュータによる設計支援技術がまだなかったため、構造解析は手作業で3日間かけて行われている。。
また、当時は大型クレーンなどはなかったため、作業員が手作業でタワーに上って工作を行っていたそうだ。加熱したリベットを上に放り投げて渡す、といった作業も行われていたそうだ。
さらに納期の関係から強風時も作業を行っていたそうだが、そのため1名が61mの高さから転落死するという事故も起きていたという。ただ、死亡者はその1名のみで、これは当時の水準からすると低いという。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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