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ウミガメにヒト由来の2遺伝子組み込み培養細胞の寿命を延長
記事提供元:スラド
pongchang曰く、 岩手大学の研究チームが、ウミガメ細胞にヒト由来の変異型サイクリン依存性キナーゼ4(CDK4)およびサイクリンDという2つの遺伝子を注入することでその寿命を劇的に延長できることを発見した(岩手大学の発表)。
CDK4は乳がんに関する遺伝子でErbb2乳癌の誘導には、サイクリンD1-CDK4複合体のキナーゼ活性が必要である。阻害剤のpalbociclibは乳がんの治療薬として認可されている。
不死化と言えばそれまでだが、「爬虫類とヒトの間で細胞分裂の仕組みが保存されている」、哺乳類の遺伝子が爬虫類で機能する、ということでは世界初の研究結果とされる。
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