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旅行で「グルメ」を重視は約8割、グルメ旅行は「北海道」「台湾」が人気
海外で話題になったレストランやカフェが日本に出店するパターンも増えているが、やはり本場で食べるのが一番。旅行の目的は「グルメ!」という人がきっと多いはずだ。オンライン総合旅行サービス「エアトリ」を運営するエアトリは、10代~70代の男女1,050名を対象に「グルメ旅行」に関する調査を実施した。
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まず最初に旅行に行くときに重視する要素は何かと質問(複数回答可)。旅行に行くときに重視している要素、第1位は「グルメ」(76.0%)、第2位「名勝・史跡」(62.8%)、第3位「癒し」(52.3%)という結果になった。続いて、「グルメ旅行」をしたいと思うか?実際にした経験があるか?と質問すると、グルメが目的の旅行をしたいと思っている人は78.7%で、実際にしたことがある人は54.6%となった。約8割はグルメ旅行を思い描いていて、実行にうつした人は約5割だった。
また、グルメ旅行で行きたい都道府県では、ベスト3が第1位「北海道」(78.8%)、第2位「沖縄県」(35.4%)、第3位「福岡県」(34.5%)という結果だった。北海道では海鮮、沖縄ではソーキそば、福岡ではもつ鍋などを食べたいという声が多かった。一方、グルメ旅行で行きたい海外旅行先では、ベスト3が「台湾」(60.0%)、「イタリア」(42.9%)、「韓国」(39.5%)という順となった。台湾で食べたい物は小籠包、イタリアではパスタ、韓国では焼肉などを食べたいという人が多かった。
国内、海外グルメを選んだ具体的な理由も聞いている。第1位は「美味しそうだから」、第2位「そこでしか食べられないから」は国内・海外共通だったが、第3位が違った。国内では「マスコミで見たから」、海外では「安いから」となった。国内グルメはメディアの影響が大きく、海外グルメは価格が重視されるようだ。
近年増加する訪日外国人旅行客だが、観光庁(訪日外国人消費動向調査)によると訪日客のしたいこと第1位は「グルメ」である。世界各国の人々もグルメ目的で日本を訪れたいと思っているようだ。「旅行」=「食べること」という方程式は万国共通のようだ。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る)
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