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電動歯ブラシの使用は13.9% 3人に2人は歯磨き後に磨き残しを実感
インターネットリサーチを手掛けるNEXERは、電動歯ブラシやホワイトニング歯磨き粉を開発・販売するDentaluxeと共同で「歯についての調査」をアンケートサイト『ボイスノート』にて行った。対象は、ボスノート会員の中で毎日歯を磨いている2,187人。
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まずは、普段使っている歯ブラシの種類について質問。すると、84.5%と大半が「歯ブラシ(自分の手で動かすタイプ)」と回答。続いて多かったのが「電動歯ブラシ」(13.9%)だった。
歯ブラシの硬さは「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3種類があるが、こだわりがないようであれば「ふつう」を選ぶのがおすすめ。歯科医師によると、歯ブラシは硬すぎず、柔らかすぎず、コシのあるものを選ぶことを推奨しているそうだ。
次に、日常的に歯がしみることを経験しているかを質問。「ある」(37%)、「ない」(63%)と回答。
冷たい飲み物やアイスを食べて歯がしみるという経験がある人はいないだろうか。実は「歯がしみる」という症状の原因には、大きく分けて二つある。一つは「虫歯」。もう一つは「知覚過敏」だ。虫歯でないのに歯がしみることを「知覚過敏」というが、実はこの知覚過敏は、普段の歯磨きが原因で起きることもあるそうだ。
歯がしっかりとエナメル質に覆われていれば、刺激が歯髄まで届くことはあまりないが、何らかの原因によってエナメル質が失われてしまい、象牙質に刺激が加わると、その刺激は歯髄に伝わる仕組みだ。この時に「歯がしみる」と感じるのだ。
エナメル質を削ってしまう可能性を問題視されているのが、“海外製電動歯ブラシ”だ。自分の手で動かす歯ブラシに比べて、楽に歯をキレイにできるというイメージがある電動歯ブラシだが、機種や使い方には注意が必要なのだ。
最後に、普段の歯磨き後の磨き残しについて質問した。実は66.5%が「感じる」と回答、約3人に2人は歯磨き後に磨き残しを感じていることが分かった。
「毎日歯の隅々まできちんとと磨けている」と思って人であっても、歯の表面はきれいでも歯と歯ぐきの間のような、磨きにくいところには歯垢が残りがちだ。磨き残しを防ぐには、自分に合った歯ブラシ、さらに「歯間ブラシ」「フッ素入り歯磨き粉」などワンポイントアイテムを使用すると良いそうだ。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る)
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