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セブンイレブン、環境負荷低減へ新技術を集めた店舗をオープン
セブンイレブンは22日、神奈川県相模原市本台で環境負荷低減や働きやすさの向上などさまざまな新技術を結集した実証店舗「セブン-イレブン相模原橋本台1丁目店」をオープンした。2017年12月に東京都千代田区で開店した「セブン-イレブン千代田二番町店」で実証を進めてきた技術を改良するなどしている。
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環境負荷の面では、これまでにないレベルの低減を実現するため、多くの新技術を導入した。その結果、店舗の電気使用見込み量の46%を再生可能エネルギーでまかなうことを可能とした。セブンイレブンは「低炭素社会の実現に向けた大きな一歩となる」としている。
新技術は全50社から提案があった合計90種。環境負荷の低減や働きやすさの向上、快適な店内環境づくりに貢献すると判断した技術ばかりで、「千代田二番町店」で実証したものを使用しているほか、一部改良したり新たに採用したものも含まれている。新技術は「相模原橋本台1丁目店」で実証のうえ、可能なものから順次、全国の他店舗へ拡大を検討する。
先に開店していた「千代田二番町店」では、38社から提案があった58種の新技術を採用していた。
環境負荷の低減では、ブイググループのコラスが開発した路面型太陽光発電、岩谷産業の純水素燃料電池、三井物産プラントシステムの高効率太陽光発電、三協立山、タテヤマアドバンスの自動調光機能付き店頭看板などを採用、店舗全体の外部調達電力を28%削減した。
働きやすさの向上では、サンデン・リテールシステムなどが開発した二酸化炭素冷媒の冷凍・冷蔵設備で作業時間を54分削減したほか、コクヨなどのスライド式棚板、パナソニック産機システムズの新型空調機、サンデン・リテールシステムの新型ウォークイン冷蔵庫、コクヨのレジ袋簡易取り出し機など作業効率向上や店内環境改善につながる装置を導入している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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