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訪日外国人数が1000万人を突破 過去最速のペース 2018年1~4月で
日本政府観光局は17日、2018年1月から4月までの間の訪日外国人数が1,000万人を突破したと発表。推計値は1,051万9300人で、過去最速ペースでの記録となる。人数は昨年の同時期に比べ、15.4%増加した。
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なかでも2018年4月は290万700人と、1カ月間における訪日外国人数としては過去最高であった。昨年同月の257万8970人から、率にして12.5%の増加がみられた。
2018年4月の訪日外国人数を国・地域別にみると、最も人数が多いのは中国の68万3,400人で、次に韓国の63万8,500人、台湾の47万人、香港の17万9,900人と続く。東アジアだけでその数は197万1,800人と200万人近くに上り、全体の約68%を占める。
残りのシェアはインド及び東南アジアと、欧米豪が概ね同程度に分け合う形となっている。前者ではタイの14万8,600人、後者ではアメリカの14万7,000人が最も多い。
なお1カ月間の人数で過去最高を記録したのは、台湾、タイ、フィリピン、ベトナム、インド、フランス、ロシアである。韓国、中国、シンガポール、マレーシア、豪州、アメリカ、イタリアは、4月における過去最高を記録した。
この背景には、航空路線や訪日旅行プロモーションの影響がある。航空路線の新規就航、また増便やチャーター便の運航により航空座席供給量が増えたこと、桜など日本の春の魅力を伝える広告やキャンペーン、イベントが一定の成果を挙げたことが、訪日者数の増加に寄与した。(記事:小椋恒示・記事一覧を見る)
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