インバウンド関連は好調、SMBC日興証券(花田浩菜)

2018年5月16日 11:44

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記事提供元:フィスコ


*11:44JST インバウンド関連は好調、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

5/16付の「DailyOutlook」では、インバウンド関連について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『昨日は、前日に発表された自社株買いなどを手掛かりに銀行株の一角が上昇し、業種別値上がり率上位に浮上した。一昨日には、同様に不動産株が物色されており、ここまでのところ、決算や合わせて発表される株主還元策などをきっかけとした個別売買が活発だ。ただし、主要企業の決算発表はほぼ一巡しつつあり、発表された決算内容に反応する売り買いは沈静化していこう』と伝えています。

続けて、今回の決算発表では、事前の観測通り、会社発表のガイダンス(今期業績の計画)は保守的なものが散見されたことを挙げ、『そのため、堅調な業績推移を確認し、四半期決算を追うごとに増額修正が意識されることで、ファンダメンタルズに視点を置いた個別株物色にシフトしていくと考える』と分析しています。

さらに、『ファンダメンタルズにフォーカスした銘柄選別では、インバウンド関連に再度注目したい。インバウンド関連73銘柄で構成されるJapanInboundTourismIndexは、年初の高値を上回ってきた。米中経済摩擦の緩和の動きや、日中政治レベルの友好的な流れは、経済活動の活発化を通じてインバウンド関連銘柄にもポジティブに影響することが期待される。ブランド力や付加価値訴求力のある小売り、サービス関連銘柄などに注目したい』とまとめています。

最後にレポートでは、『インバウンド関連株指数とTOPIXの推移』をグラフにして紹介していますので、詳しくは5/16付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜《ST》

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