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米中欧の注目経済指標:1-3月期ユーロ圏GDPは2%台後半の成長に
*14:37JST 米中欧の注目経済指標:1-3月期ユーロ圏GDPは2%台後半の成長に
4月30日-5月11日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。
■5月2日(水)午後6時発表予定
○(欧)1-3月期ユーロ圏域内総生産速報値-予想は前年比+2.6%
参考となる10-12月期確報値は前年比+2.7%。また、今年1-3月期のユーロ圏総合PMIは55.2−58.8で推移し、昨年10-12月期実績値56.0−58.1と差がなかった。1-3月期の域内成長率はやや鈍化するものの、2%台を維持する可能性は高いとみられる。
■5月2日(水)日本時間3日午前3時結果判明
○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合-予想は政策金利の据え置き
前回発表されたFOMC参加者の見通しでは、政策金利の見通し(中央値)については、2019年以降が小幅に上方修正されたものの、18年は年3回利上げで据え置きとなっていた。ただし、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、年内3回と4回の利上げ見通しに大きな違いがないことや、時間の経過とともに予想は変動すると指摘しており、6月を含めてあと3回の追加利上げが実施される可能性は残されている。
■5月4日(金)午後9時30分発表予定
○(米)4月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+18.5万人、失業率は4.0%
参考となる3月の非農業部門雇用者数は前月比+10.3万人、失業率は4.1%。4月については、非農業部門雇用者数は3月実績を上回る雇用増が予想されており、失業率は0.1ポイント低下する見込み。平均時給については3月実績と同じ前年比+2.7%と予想されている。
■5月8日(火)発表予定時刻は未定
○(中)4月貿易収支-3月実績は−297.8億元
3月は輸入増加、輸出減少で貿易収支は予想外の赤字となった。4月については輸出額が前年同月比で増加するとみられており、貿易収支は黒字に転換する見込みだが、黒字額は昨年4月実績の+363.2億元を下回る可能性が高い。
その他の主な経済指標の発表予定は、4月30日(月):(米)3月PCEコア指数、5月1日(火):(米)4月ISM製造業景況指数、5月2日(水):(米)4月ADP雇用統計、5月3日(木):(米)4月貿易収支、(米)4月ISM非製造業景況指数、5月9日(水):(米)4月生産者物価コア指数、5月10日(木):(日)3月経常収支、(米)4月消費者物価コア指数、5月11日(金):(米)5月ミシガン大学消費者信頼感指数。《FA》
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