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日産リーフ、国内販売10万台を突破
2代目「日産リーフ」。(画像:日産自動車発表資料より)[写真拡大]
日産自動車は、同社の電気自動車「日産リーフ」の国内累計販売台数(初代、2代目モデル合算)が、10万台を突破したと発表した。
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日産リーフの登場は2010年12月。「世界初の量産型電気自動車」として、世に送り出された。ちなみにアメリカ、欧州、中国などでも販売されており、世界累計では既に30万台を突破している。
日産は、2050年までの新車CO2排出量(Well to Wheel)を2000年比90%削減するという長期ビジョンを、リーフの登場に先立つ2008年に掲げて活動している。日産リーフをはじめとしたゼロ・エミッション車の普及や、車から家庭に電力を供給する「LEAF to Home」、使用済みバッテリーの活用による再生可能エネルギーの導入、自治体との連携による充電器の普及など、その活動は多岐にわたる。
リーフは2017年10月にフルモデルチェンジし、現在は2代目である。2代目では、ゼロ・エミッションに加えて、シームレスでパワフルな加速、軽快なハンドリングなどを実現。また、「プロパイロット」や「プロパイロット パーキング」などの自動運転化技術、「e-Pedal」などの革新技術を合わせもった、「ニッサン インテリジェントモビリティ」を象徴するモデルであるという。
なお、リーフの歩みを簡単に年表にすると以下の通りである。
◆国内市場における「日産リーフ」の歩み
2010年12月 初代「日産リーフ」発売 24kWhバッテリー搭載、航続距離200km
2012年 5月 LEAF to Homeの市場導入を発表
2012年11月 マイナーチェンジ 大幅な軽量化や回生性能の向上などにより 航続距離228kmに
2013年 9月 国内累計販売台数 3万台突破
2015年12月 マイナーチェンジ 30kWhバッテリー搭載モデルを追加 航続距離280kmに
2017年10月 フルモデルチェンジ 新型モデル発売 40kWhバッテリー搭載 航続距離400kmを達成
2018年 3月 グローバル累計販売32万台突破(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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