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ゆうパックは大幅増続く 宅急便は減少 2月の取扱実績
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日本郵便とヤマトホールディングスの発表により、昨年に続いて、ゆうパックの取扱が増加し、宅急便の取扱が抑制されていることが分かった。
【前月は】ヤマトHD、1月実績は4カ月連続の減少 宅急便は累計でも前期比マイナスに
■2月のゆうパックは27%増
3月30日、日本郵便が2月の引受郵便等物数を発表した。総数は14億9,566万通(前年比99.7%、以下同じ)だった。このうち郵便物が11億225万通(95.6%)、荷物が3億9,341万個(113.1%)となっている。
郵便物では、普通郵便が10億6,004万通(95.4%)で微減ながら、書留や速達などの特殊郵便が3,927万通(102.7%)と、やや増加している。大きく増えた荷物では、ゆうメールも3億2,403万個(110.4%)と増えているが、それ以上にゆうパックが6,939万個(127.2%)だった。
■2月の宅急便は10%減
これに先立ち、3月6日にヤマトホールディングスが2月の小口貨物取扱実績を発表している。宅急便が1億2,103万7,678個(前年比90.0%、以下同じ)、クロネコDM便が11億3,177万7,909冊(87.5%)、今期の累計では、それぞれ16億9,504万1,870個(99.0%)と、134億4,378万9,713冊(95.6%)だった。
■1月の両社は?
日本郵便とヤマトホールディングスの発表によると、ゆうパックの1月取扱個数は7,077万個(前年比128.8%)、宅急便の1月の取扱実績は1億2,828万9,918個(同91.7%)で、昨年夏ごろからクロネコヤマトが値上げや法人向けの取扱を見直して以降、宅急便が減少し、ゆうパックが増加する流れは変わっていない。
3月には日本郵便も値上げをしており、その影響がどこまで出てくるか注目だ。(記事:県田勢・記事一覧を見る)
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