イーサリアムで不動産投資物件購入、JITホールディングスが開始

2018年3月23日 21:14

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(画像: JITホールディングスの発表資料より)

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 JITホールディングスは23日、仮想通貨イーサリアムを使って不動産投資物件が購入できるサービスを発表した。 イーサリアムとイーサリアムクラシックの両通貨に対応しおり、 国内では初めてのサービスとなる。同社は、仮想通貨ビットコインなどでの不動産投資にも既に対応している。

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●No.2の仮想通貨で不動産投資

 イーサリアムとイーサリアムクラシックは仮想通貨としてはシェアが第2位となり、第1位のビットコインと共に多くの取引がおこなわれている。

 成長段階の仮想通貨やイーサリアムの取引では、大きな利益を得ることも可能だがまだまだ不安定さが残っている。イーサリアムを不動産に投資することで、堅実な資産運用が可能だとしている。仮想通貨のトレーダーが投資家として活動を始める際に、イーサリアムを一旦法定通貨(日本円)に交換することなく取り引きができる。

 同サービスは、国内のみならず海外の不動産投資にも対応している。不動産物件の料金を含め、各種手数料や取引手数料もイーサリアムで払うことが可能だ。

 実際にイーサリアムで投資をおこなう場合の対象となる不動産物件は、マンション、アパート、一戸建て、ビル、土地、海外ホテルなど多岐に渡っている。また、中古・新築共に対応している。

●仮想通貨とJITホールディングス

 イーサリアムを含めた仮想通貨は、日本政府などの公的機関が発行しておらず個人や法人のパソコンやコンピューターを利用して管理され、インターネット上で取引がされている。

 JITホールディングスは、2012年4月に設立されたIT事業と不動産事業をおこなう企業だ。東京都千代田区に本社オフィスがあり、大阪の梅田にもオフィスを設置している。

 仮想通貨を使った不動産投資事業としては、今回の「イーサで不動産投資」の他に、「ビットコインで不動産投資」、「モナコインで不動産投資」、「リップルで不動産投資」、「ADAコインで不動産投資」といったサービスが用意されている。

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