長期にわたるうつ病が脳を変化させるという研究結果が発表

2018年3月7日 22:57

印刷

記事提供元:スラド

 昨年、ストレスによる血管の変化によってうつ病の諸症状が誘導される可能性があるという研究結果が発表されたが(過去記事)、逆にうつ病によって脳細胞に変化が発生する可能性があるという研究結果が発表された(Lancet掲載論文GIGAZINE)。

 研究結果では、長期に渡ってうつ病の症状がある患者では「TSPO」という、炎症反応を示すタンパク質の数が多い傾向が確認されたという。

 スラドのコメントを読む | 医療

 関連ストーリー:
精神疾患に特定の遺伝子パターンが関係している可能性 2018年03月01日
社会的ストレスによるうつ病の症状は血管の変化が要因である可能性 2017年11月30日
FDAデータベースの解析でケタミン・ミノサイクリン・ジクロフェナク・ボトックス使用者のうつ病報告が少ないことが判明 2017年05月09日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事