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リスクの正しい考え方~投資の学校(高井ひろえ)
*19:17JST リスクの正しい考え方~投資の学校(高井ひろえ)
こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「投資の学校の気になるレポート」です。投資の学校グループの代表である高橋慶行さんのコラムについて興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。
足元で日米共に株価の乱高下する場面が目立っており、投資家やメディアの間でも「リスク回避」という言葉を度々聞くことが増えてきました。私も投資にはリスクがつきものであることは重々承知しておりますが、リスクとはいったい何なのかと聞かれると詳しく答えるとなると詰まってしまいます。
さて、そんななか同コラムでは、高橋慶行さんがついつい忘れがちになってしまう「リスクの正しい考え方」について述べています。まず高橋さんは冒頭で「リスク」について、『「感覚的に知っている」ということと、「それが実践できている」ということでは雲泥の差を生んでしまう』とし、日本では「リスク」を「避けるべきもの」として使う場合が多々あり、否定語ように扱われていると指摘。
それに対し、『金融の世界では、リスクは「変動性」という意味で使います。つまり、リスクは、「ブレ幅」のことです。ブレ幅が大きければ、ハイリスク。ブレ幅が小さければ、ローリスク』であるといいます。続けてこの定義からすると、『ノーリスクは安全という意味ではない』と述べる一方で、『価格の上下の変動というのは、儲けを得るための源泉であり、変動というのは、リスクのことなので、リスクというのは、儲けの源泉』と個人投資家が誤解しがちな点を踏まえた見解を述べています。
これを受け最後に、この1年トレードに取り組むにあたって『どれだけのリスクを許容できるか』、『リスクに対するリターンはどれくらいか』といった考え方を持ってチャンスを掴んでいただきたいとまとめています。ここまでの高橋さんの見解を踏まえて、正しいリスクの考え方を持ち、今後も激しく動くとみられる相場をしっかりウォッチしていきましょう。
なお、上記の記事の詳細コメントは、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスが運営している「投資の学校プレミアム」の3月2日付のコラムである『リスクの正しい考え方』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
高井ひろえの「気になるレポート」は各種レポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。
フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ《SK》
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