タカ派的ではなかった?FOMC議事要旨

2018年2月22日 15:10

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記事提供元:フィスコ


*15:10JST タカ派的ではなかった?FOMC議事要旨
 21日に公表された1月30−31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、大半のメンバーが短期的な景気見通しやインフレ見通しを引き上げたことが明らかとなった。これを受けて米長期金利が2.95%近辺まで上昇し、ドル買い・円売り基調を強めた。また、大半のメンバーが「さらなる緩やかな利上げが適切である」との見方を示し、追加利上げに前向きな姿勢であることを裏付ける内容となった。

 利上げペースの加速を織り込むほどの内容ではないと受け止められたものの、市場では3月のFOMC会合では追加利上げに踏み切るとの思惑が広がっている。目先的にドル・円は底堅い動きが続くと予想されており、東京市場で節目の108円台を回復する可能性もある。《MK》

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