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トルコリラは「鬼より怖い一文新値」 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
*20:05JST トルコリラは「鬼より怖い一文新値」 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
皆様こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。14日の為替市場ではドル・円は重要な節目とみられていた108円と107円32銭(昨年9月の安値)を下回り106円台をつけました。新たな下値目途は102円近辺になるとの声が聞かれています。この円高進行でトルコリラ円が急落、一時27円台をつけました。そこで今日はトルコリラのレポートをご紹介します。
まずレポートでは、『今回の世界的な株安に対する円高の動きと、シリア北部のクルド人勢力を巡るトルコと米国との関係悪化を受けてトルコリラ売りが進みました』としており、『14日と15日のNATO会談におけるトルコと米国との話し合いで両国の緊張が緩和されることになれば、14日のトルコリラ円の安値が「鬼より怖い一文新値」となって、トルコリラ円が底入れとなる可能性もあります』と分析しています。
この「鬼より怖い一文新値」という相場格言は、『以前の安値を僅かに下回ったところから上昇に転じると、それまでの下落トレンドに対する達成感が高まって底打ちとなる傾向もあるようです』というものだと伝えています。
またレポートでは、NYダウが連続して上昇していることから『一連の世界的な株価下落による円高基調がストップする可能性もあります』との見解を示しています。15日のNYダウは5日続伸となったことから、まだ株価は乱高下しているものの落ち着きを取り戻しつつあるように見受けられます。
さらに、『ここは、トルコリラ円が昨年11月28日の安値(28.0円)と14日13時頃の安値(27.97円)でダブルボトムを形成する可能性に注目ではないでしょうか。』の見解を伝えていますので、それを踏まえてトルコリラ円にも注目してみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の2月14日付「トルコリラパート2「鬼より怖い一文新値」」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子《DM》
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