今週のマーケット展望「2万3500円割れは押し目買いの好機」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)

2018年1月15日 10:06

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記事提供元:フィスコ


*10:06JST 今週のマーケット展望「2万3500円割れは押し目買いの好機」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)
こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。年始の日経平均は3日間で1000円超の上昇を見せ2万4000円に迫りましたね。今後はどのような展開になるのでしょうか。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、1月15日に配信されました。その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

広木さんは今週の日経平均について、『今週も円高の進行が懸念材料だが、株式相場は耐性がついてきたようだ。111円割れ目前までの急激な円高に対しても、下げ3日間の累計でわずか200円弱。しかもその前は3連騰で1085円上げている。1000円超の急伸に対して円高が加わっても下げは限定的で相場の基調は底堅いと見るべきだろう。底堅さの背景は、出遅れ物色が続いていて、相場全体の底上げが図られているからだ』と伝えています。また、昨年末の騰落率ランキング下位のセクターに買いが向かっていることに言及し、『急騰した主力株を買い進めるのは躊躇するが、今からでも買えるものを拾おうという姿勢に旺盛な物色意欲が見てとれる』と分析しています

一方で、『そうは言ってもドル円が110円台まで突っ込めばさすがに一段安となるだろう。下値目途は2万3500円を割り込む辺りか。昨年の大納会から急上昇した分の38.2%押しに当たるのが2万3494円なので、2万3500円割れの水準では調整一巡感も出るだろう。そもそも今回の円高は、米国金利の上昇と逆行する形で起きており、持続性に疑問符がつく。円高進行が限界的との前提で押し目買いのタイミングを計りたい』と考察しています。

最後に国内外で3月期決算企業の決算発表が本格化してくることを挙げ、『再度、企業の好業績が意識されやすい時期が巡ってくることも、深押しに至らない理由のひとつである』とまとめています。

飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコリサーチアナリスト飯村真由《DM》

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