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改元需要で経済活性化、祝賀ムードが追い風、SMBC日興証券(花田浩菜)
*13:02JST 改元需要で経済活性化、祝賀ムードが追い風、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
12/27付の「DailyOutlook」では、改元需要について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『約30年前となる「昭和」から「平成」の改元は、昭和天皇崩御に伴って実施された。世の中は自粛ムードが強く、消費者心理は冷え込んだ。今回の改元は、「崩御」ではなく、約200年ぶりとなる「退位」によるもの。自粛ムードとは無縁な、祝賀ムードの中で公式行事や各種イベントが実施されると考えられる』と伝えています。
続けて、4月27日から5月6日まで10連休となる可能性を挙げ、『改元に向けた盛り上がりのほか、改元前後の長期の休みを利用しての、旅行需要や祝賀ムードの下での購買意欲も高まろう。また、2019年秋に予定される「即位の礼」をはじめ、各種の行事は、稀有なものであり、日本に興味を持つ海外の方々にとっても魅力的なイベントと見込まれる』と分析しています。
さらに、『株式市場では、「伝統的な」改元関連銘柄として、新元号に刷り直しとなる印刷物が発生する印刷関連や、表示や計算プログラムの更新が必要となるITサービス関連が物色されている。しかし、当該銘柄群は、「平成」改元時の視点である。当時はバブル景気にあって、かつ自粛ムードが強かったため、そうした視点で物色されたとみられる。当時とは状況が異なる今回の改元は、祝賀ムードが追い風になる、幅広い消費関連銘柄に着目すべきであろう』とまとめています。
最後にレポートでは、『主な改元需要関連銘柄』を紹介しています。具体的には高島屋<8233>やJR東海<9022>、ANA<9202>など全10銘柄が挙げられていますので、詳しくは12/27付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜《DM》
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