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ホンダ「インサイト」復活へ 2018年にプロトタイプを公開予定
本田技研工業(ホンダ)のクーペ型ハイブリッドカーとしてかつて製造販売されていた「Insight(インサイト)」が、再度復活する見通しだ。2018年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において、3世代目となるそのプロトタイプを、世界初公開するという。
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2018年北米国際自動車ショーは、プレスデーが2018年1月14日~16日であり、一般公開日は1月20日~28日となる。
前述のように、今度登場するインサイトは3代目である。初代は1999年から2006年にかけ生産・販売され、初代が販売終了となった後、2代目は2009年に復活、2014年まで販売された。つまり、終売から蘇るのもこれで2回目、というわけである。
初代インサイトはZE1型とも呼ばれ、1997年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカー「J-VX」をベースとしていた。燃費は当時の量産ガソリン車としては世界最高の水準を誇ったが、しかし販売はあまりはかばかしくはなかった。2006年までの販売総数は世界で1万7,000台、日本では2,300台ほどであったという。
2代目はZE2/3型とも言い、ボディ形状まで大きく変化させるという大規模なフルモデルチェンジの上で発売された。トヨタのプリウスのライバルであることが強く意識され、一時は登録車販売台数で首位を獲得したこともあった。
さて、今回登場する3代目インサイトは、当然ながらハイブリッド専用モデルであり、ホンダのセダンラインナップとしては、CIVIC(シビック)の上位に位置づけられる5人乗りセダンとなる。デザインはさらにスタイリッシュになり、また、2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド)i-MMD」が採用されている。
アメリカでの発売は2018年夏からの予定。日本での発売についてはまだ未発表である。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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