トヨタ「アクア」の特別仕様車、S“Style Black”が登場

2017年11月15日 11:46

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アクアS“Style Black”。(画像:トヨタ自動車発表資料より)

アクアS“Style Black”。(画像:トヨタ自動車発表資料より)[写真拡大]

 TOYOTA(トヨタ)は、小型ハイブリッド車「アクア」に特別仕様車S“Style Black”を設定し、発売を開始した。全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店での販売となっている。

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 アクアは、2011年12月に発売開始となったモデルだ。フルモデルチェンジはまだ行われておらず、現行モデルが初代である。2003年に生産終了となった初代プリウス以来のコンパクトハイブリッドカーに位置付けられる。

 この特別仕様車は、アクアのSをベースとし、スタイリッシュな内外装を施し、また、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を特別装備している。

 その安全機能を見てみよう。まず1つ目は、プリクラッシュセーフティシステム。レーザーレーダーと単眼カメラによるものだ。衝突が予測される場合に警報ブザーとディスプレイ表示を生じさせ、万一の場合は自動ブレーキも作動する。

 第2は、レーンディパーチャーアラート。車線からのはみ出しに警告を発するもので、白線をセンサーで認識し、ドライバーにブザーとディスプレイ表示によって車線逸脱の可能性を告知する。3つ目は、夜間の見やすさをサポートする、オートマチックハイビームである。

 外装では、アウトサイドドアハンドルとバックドアガーニッシュにメッキ加飾が施された。内装を見ると、シート表皮とシフトノブ、パワーウィンドウスイッチベースなど全体がブラック基調になり、上品な室内空間を演出する。スマートエントリーパッケージ、IR(赤外線)カット機能付フロントドアグリーンガラスも特別装備となる。ボディカラーは5色で、特別設定色としてダークブルーマイカがある。

 駆動形式は2WD、価格は税込みで196万2,360円である。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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