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日米欧の注目経済指標:7-9月期米GDPは2%台の成長へ
*14:47JST 日米欧の注目経済指標:7-9月期米GDPは2%台の成長へ
10月23日-27日に発表される要経済指標の見通しについては以下の通り。
■25日(火)午後9時30分発表予定
○(米)9月耐久財受注-予想は前月比+1.3%
参考となる8月実績は、前月比+2.0%で市場予想を上回った。輸送用機器を除く耐久財+0.2%、企業の設備投資を表す民間航空機を除く非国防財は+0.9%で市場予想を上回った。国内総生産(GDP)に反映されるコア資本財の出荷は+0.7%。9月についてはハリケーンの影響が残ることから、大幅な増加は期待できないものの、改善基調は維持されるとみられる。市場予想は妥当か。
■26日(木)午後8時45分結果発表
○(欧)欧州中央銀行理事会-予想は各種政策金利の据え置き
各種政策金利は据え置きとなる見込み。資産購入プログラムについては買い入れ額を減らして6カ月以上の期間延長が決定される可能性が高い。インフレ鈍化の懸念は和らいでいるものの、物価上昇率は目標を下回っていること、ユーロ高が物価や雇用に与える影響について慎重に見極める必要があることから、金融緩和策の急速な縮小はリスクが大きいとみられる。
■27日(金)午前8時30分発表予定
○(日)9月全国消費者物価コア指数-予想は前年比+0.7%
先行指標となる9月東京都区部消費者物価コア指数は前年比+0.5%で8月実績を0.1ポイント上回った。9月についてはエネルギー価格や医療費の上昇も響いた。宿泊料や外国旅行費用の増加などが物価上昇に寄与する見込み。市場予想は妥当な水準か。
■27日(金)午後9時30分発表予定
○(米)7-9月期国内総生産速報値-予想は前期比年率+2.5%
参考となるアトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPNow」は前期比年率+2.7%と予測している。4-6月期国内総生産(GDP)確報値は、前期比年率+3.1%で改定値から0.1ポイント上方修正された。在庫投資が当初予想よりも多かったことが反映された。7-9月期についてはハリケーンによる被害で一部地域での経済活動が低下したことなどから、成長率は4-6月期確報値を下回る見込み。
その他の主な経済指標の発表予定は、25日(水):(米)9月新築住宅販売件数、26日(木):(米)8月卸売在庫。《FA》
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