バルミューダ、タンクレスな気化式加湿器「Rain」予約受付開始

2017年10月13日 06:22

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気化式加湿器「Rain(Wi-Fiモデル)」(写真: バルミューダの発表資料より)

気化式加湿器「Rain(Wi-Fiモデル)」(写真: バルミューダの発表資料より)[写真拡大]

  • 給水のイメージ。

 バルミューダは12日、タンクレスタイプの気化式加湿器「Rain(Wi-Fiモデル)」2017年モデルの予約受付を開始した。水を上から注ぐと給水が行われ、約50%という清潔な湿度が提供される。専用アプリを導入することでスマートフォンから湿度・電気代の確認や操作が行える。価格は49,680円(税込)、12月上旬に出荷予定だ。

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■手軽に給水できるタンクレス構造

 給水方法は、水を上から注ぐだけだ。本体上部には有機ELディスプレイが搭載されているが、そのまま注げば自動的に水量表示に切り替わる。LEDインジケーターは、通常時には風量を表示する(給水時は水量)。本体上部のコントロールリングを回したり押したりするだけで、基本的な操作を行える。

■気化式を採用 給水ボウルは丸洗い可

 「Rain」は気化式を採用することで、雑菌の放出や過度の加湿を抑えられる。これは、乾燥した環境だとコップの水が少なくなる現象を利用したものだ。最大消費電力もおよそ23Wしか使用せず、電気代も抑えられる。

 内部の給水ボウルは、洗剤で丸洗いできる。空気の流入時に酵素プレフィルターで除菌するため、ボウル内の水が劣化しにくい構造だ。内蔵された銀イオンカートリッジが、ヌメリやニオイの発生を防いでくれる。

■約50%の清潔な湿度をキープ 2段階の運転モード搭載

 「Rain」は、2段階の運転モードと24時間タイマーを搭載している。一定の湿度を保つオートモードと、5段階の風量設定を行えるマニュアルモードだ。24時間タイマーは1時間ごとの設定が可能。

 オートモードの場合、湿度40%から60%まで変更できる。50%が初期設定となっているが、これは家具や健康に適した湿度だからだ。空気が乾燥すればウイルスが活性化するが、多湿だとカビが繁殖しやすい。そのため、「Rain」は湿度40%未満と61%以上にならない工夫がされている。

■専用アプリでスマートフォンから確認・操作

 専用アプリ「UniAutoアプリ」をスマートフォンにインストールすれば、運転状態や電気代の目安を確認できる。スマートフォンからあらかじめ起動させておけば、帰宅した頃には快適な環境で過ごせる。24時間タイマーや湿度・風量の設定も行える。

 毎日の電気料金(概算)も記録してくれるため、月ごとや年ごとで比較もできる。アプリはiPhoneとAndroidの両方に対応している。(記事:さくらい・記事一覧を見る

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