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カナダ・大手通信会社、カナダは海賊版Webサイトの避難所と指摘
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 カナダの大手通信会社ベル・カナダが、カナダ政府は海賊版サイトへのアクセスブロックなどの規制を行うべきだと主張しているという(CBC、Slashdot)。
同社によると、昨年カナダでは海賊版Webサイトに対して18億8千万のアクセスがあったという。もちろんカナダでも著作権者が著作権侵害を行うサイトを訴えることは可能だが、同社はこれだけでは不十分だと考えており、この問題を解決するには政府が海賊版サイトのブラックリストを作成してアクセスを阻止するべきだと主張している。
同様のブラックリストを運用している国にイギリスがある。イギリスの場合は、裁判所の承認を得て定期的に対象サイトをブロックする形を取っている。しかし、ベル・カナダの計画はそれとは異なり、放送規制担当者(CRTC)などの独立機関が、違法サイトのブラックリストを作成するという。これに対して同社の計画は司法監視が伴わなずインターネット上の検閲が広がる、つまり通信法に違反している可能性があると指摘する識者もいるようだ。
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