ASUS、ハイレゾ対応でオペアンプ交換可能なサウンドカード「Xonar AE」発売

2017年9月22日 06:08

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「Xonar AE(ソナー・エーイー)」(写真: ASUS JAPANの発表資料より)

「Xonar AE(ソナー・エーイー)」(写真: ASUS JAPANの発表資料より)[写真拡大]

  • 「Xonar AE(ソナー・エーイー)」
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 ASUS JAPANは21日、ハイレゾ音源に対応したパソコン用サウンドカード「Xonar AE(ソナー・エーイー)」を発売すると発表した。22日より販売を開始する。

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 192キロヘルツ、24ビットに対応した高音質で、オペアンプと呼ばれるパーツの交換も可能になっている。パソコンとはPCI EXPRESS(ピーシーアイ・エクスプレス)で接続ができ、価格はオープンとなっている。

■ハイレゾ音質で音楽、映画、ゲームを楽しむ

 「Xonar AE」は、192キロヘルツ/24ビットのハイレゾ対応により、音楽のリスニングや映画の鑑賞、インターネットゲームなどを臨場感のある音で楽しめる。ハイレゾとは、より自然なアナログ音に近付くように開発された大容量で高音質なデジタル音源の名称だ。

 今回の新製品はハイレゾ以外にも、7.1チャンネルのマルチチャンネル出力にも対応している。低音用のウーハーや、センタースピーカー、サラウンドスピーカーを接続することで映画館のようなサウンドを鳴らすことができる。

■オペアンプ交換など魅力的な機能

 同製品は、オペアンプの交換にも対応している。パソコンでも、オーディオファンでも満足出来るような音にカスタマイズできる。

 また、ハイファイ音質の「ESS 9023P DAC」を搭載し、S/N比は110デシベルとなっている。DAC(ダック)とは、デジタルとアナログの変換回路のことだ。このパーツにより、パソコンのサウンド機能をノーマルで利用する場合よりも、ノイズが少なく澄み切った音質になっている。

 パソコン側からトータルで設定が可能な「Sonic Studio(ソニック・スタジオ)」というソフトも付属している。

■躍進するASUSブランド

 ASUS(エイスース)は、台湾のPCやPCパーツを製造しているメーカーだ。モバイルパソコンやタブレットなど、家電量販店などで目にすることが多くなっており、近年は「ZenFone」シリーズによりSIMフリースマートフォンでのシェアも拡大している。

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