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適切なフィルター使わずに日食を撮影、カメラのどこが破損?
headless曰く、 日本時間8月22日深夜~未明に発生した皆既日食は、部分日食を含めて全米で観測可能な日食として米国では大きな話題になった。しかし、適切な日食観測グラスを使用せず、目に不調が起きた人のほか、適切なソーラーフィルターを使用しなかったため、カメラを壊した人もいるようだ。撮影機材をレンタルするテネシー州のLensRentalsが、日食後に返却されたカメラの破損状況を写真入りで報告している(LensRentalsのブログ記事、The Vergeの記事)。
太陽撮影で最も多いカメラの破損はイメージセンサーの焼損だ。記事では焼け焦げたシャッターと、肉眼でもはっきりわかる焼損スポットの付いたCanon EOS 7Dのイメージセンサーの写真が掲載されている。ビューファインダーの使用によりミラーが破損したNikon D500や、内蔵のNDフィルターシステムが破損したCanonのシネマカメラEOS C300 Mark IIといったものもある。
このほか、レンズの先につけるタイプではなく、ドロップインタイプのソーラーフィルターを使用したケースも紹介されている。この場合、カメラ本体は無事だったようだが、撮影に使用したPanasonicやCanonのレンズはアイリスが溶けてしまっている。
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