関連記事
Google、Android 8.0でLinuxカーネルバージョンの最低要件を設定
headless曰く、 Android 8.0 Oreo(Android O)ではLinuxカーネルバージョンの最低要件が設けられる(Android Open Source Project、XDA Developers、BetaNews)。
これまでOEMは任意のバージョンのLinuxカーネルを使用できていたが、2017年に製品化されたSoCを使用するAndroid OデバイスはLinux 4.4以降、それ以外のSoCを使用する場合はLinux 3.18以降が必須となる。また、Android OではAndroid OSフレームワークとベンダー実装部分を分離してAndroid OSフレームワークの更新を容易にするTrebleが導入されており、Trebleを実装するために必要なカーネルの変更は、すべてのSoCで必要だ。なお、既存のAndroidデバイスをAndroid Oにアップデートする場合は、元のカーネルバージョンを使い続けることも可能となっている。
カーネルバージョンの最低要件チェックはVTSテストおよびOTAアップデート中に実行される。また、カーネルは.configサポートを有効にする必要もある。
スラドのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | セキュリティ | Android
関連ストーリー:
Googleの謎OS「Andromeda」の正体は「Fuchsia」だった 2017年02月17日
TCP仕様の1つに中間者攻撃可能な脆弱性、Linuxが影響を受ける 2016年08月18日
AndroidのQualcommチップセット向けドライバに脆弱性、多数のAndroid端末に影響 2016年08月10日
Androidで新たな脆弱性が多数発見される 2015年08月13日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク