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「京急川崎ステーションバル」開催、ホームや停車中電車が「バル」に
京浜急行電鉄(京急)は5日、京急川崎駅において「京急川崎ステーションバル」を開催すると発表した。「バル」とは、英語でbarのことで、居酒屋や軽食喫茶店を指す。今回のイベントは、今年4月に川崎市と締結した「包括連携協定」に基づく事業の一環として実施するもの。
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9月16日(土)から18日(月・祝)までの3日間、京急川崎駅の1番~2番ホーム(1階大師線ホームの奥側)と、京急川崎駅周辺(京急ストア周辺)の2カ所で開催する。大師線ホームに停車させた電車車内を飲食スペースとして開放し、京急では「普段では味わうことのできない雰囲気でお酒を楽しめるイベント」であるとPRしている。
京急川崎駅構内「ホームエリア」の営業時間は11時から19時までとし、最終入場は18時30分まで。入場料は無料。改札口向かって左手、精算所・売店側に受付を設け、係員の誘導で入場する。アルコールやソフトドリンクの販売のほか、電車車内でおつまみやお弁当、お菓子の販売を行う。おつまみ等を販売する1両目以外の車両は、飲食スペースとして開放する。
また、18日は、横浜・八景島シーパラダイスのペンギンによるイベントが11時、13時半からの2回予定されており、駅を普段から利用する客層だけでなく、家族連れにも配慮した内容となっている。
駅周辺部(京急ストア側)に設けられた「ストリートエリア」でも、アルコール飲料などの販売のほか、横須賀市の「よこすか海軍カレー、カレーパン」、三浦市の「まぐろラーメン、まぐろのとろまん」の販売エリアを設ける。京急グッズの販売やバス車両(鶴見臨港バス)の展示も行う。
なお、イベントにかかる代金の支払いは、「バルチケット」によるチケット制となる。バルチケットの販売所は、2つのエリア両方に設けられ、1,000円分と、500円分の2種類を販売。バルチケットは、両方のエリアどちらでも使用可能。
4月に締結された「包括連携協定」では、1898年に設立された関東初の電気鉄道「大師電気鉄道」(現在の大師線)を起源とする京急と、大師線沿線の地域及び京浜臨海部のまちづくりをすすめるため連携することがうたわれている。今後、JR川崎駅との乗換機能の強化や、災害時の帰宅困難者対策、駅の改良や周辺整備に協力して取り組むとしている。(記事:松村美風・記事一覧を見る)
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