円高が重しとなり2万円割れ、様子見のムード強く膠着感強し

2017年8月5日 14:47

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記事提供元:フィスコ


*14:47JST 円高が重しとなり2万円割れ、様子見のムード強く膠着感強し

■4日の日経平均株価終値

1万9952円33銭 前日比-76円93銭

□その他の指数
・TOPIX      1631.45 前日比-2.37
・東証2部指数   6283.51 前日比-14.10
・東証マザーズ  1117.80前日比+7.55
・東証ジャスダック3320.60 前日比+5.72
本日の日経平均株価は朝から続落のスタート、円高を嫌って輸出関連が売られた他、米国のナスダックが下落した事を受けてハイテク関連の一角が売られました。一方で営業利益過去最高を更新したスズキ<7269>は大幅に上昇、前日比8.7%の上昇となりました。テルモ<4543>も決算を好感され3.72%の上昇と、精密機器全体の上げ幅に寄与しました。しかし大型株の下げが厳しく前引けの日経平均は2万円割れ。後場に入ると、米雇用統計などを意識し市場は様子見のムードが広がり、小幅な値動きのまま取引を終了しました。東証1部の値上がり銘柄数は1107銘柄、値下がりは774銘柄、変わらずは139銘柄となりました。東証1部の売買代金は2兆1553億円、出来高は15億1500万株。新興市場は自律反発的に買われ小幅上昇、売られすぎた銘柄へ買い戻しが入った他、好決算銘柄への物色も。

■日経平均のテクニカル分析

日経平均株価は小幅続落、引き続き方向感に欠く展開となりました。昨日下げ渋った一目均衡表の雲の上限も割ってしまい、株価は雲の中へ。25日移動平均線もやや下落方向、5日線も割って引けたため、市場心理は弱気へ傾いています。しかし日経平均が大きく値を崩す動きは観測されておらず、上がらないにしても下値は確りという環境もまた崩れていません。

■今日動いた注目の銘柄群

<8848>レオパレス21
18年3月期第1四半期決算で、売上高は前年同期比1.9%増の1284億5000万円、最終利益は
同25.5%増の55億5900万円となりました。開発事業での三大都市圏に絞った受注活動や賃貸事業での大手警備保障会社と提携したセキュリティーサービスなどが奏功、大幅増益に。後場に大きく買われ年初来高値を更新しています。
<8058>三菱商事
2日発表の第1四半期決算で連結純利益は前年同期比17%増の1178憶1200万円となり市場予想を上回ったとして買われ本日で6連騰。また連結PBR0.8倍台と指標面での割安感や通期上振れ期待などからも注目されています。
<4112>保土谷化学工業
有機EL材料として正孔輸送材のほか、韓国子会社を通じて発光材料を製造。韓国サムスン電子と合弁展開するなどで期待される中、18年3月期通期計画の営業利益13億円を、第1四半期時点で超過したことで人気化しています。
<1515>日鉄鉱業
18年3月期第1四半期決算で売上高は前年同期比7.7%増の282億3200万円、営業利益は同100%増の28億9100万円。主力の石灰石および砕石の販売数量が増加したことやチリのアタカマ銅鉱山の増益などが寄与した模様で後場急伸となりました。
<3907>シリコンスタジオ
米ミストウォーカーコーポレーションと共同開発中の新作スマートフォン・パソコン向けゲーム「テラバトル2」の事前登録キャンペーンを3日に開始したと伝わると朝安から一転買いが優勢となり、プラス圏に切り返し前日比80円高で取引を終了。


【ニュース提供・エムトレ】《FA》

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