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Microsoft、Windows 10の次期大型アップデートでSMBv1の無効化計画
headless曰く、 Microsoftは今秋提供予定のWindows 10の大型アップデート「Fall Creators Update」で、SMBv1の無効化を計画しているそうだ(Bleeping Computer、BetaNews)。
既にWindows 10 EnterpriseとWindows Server 2016の内部ビルドではSMBv1が無効化されているとのことだが、MicrosoftのNed Pyle氏によればSMBv1を無効化したビルドがInsider Program参加者へ提供されるのはもう少し先のことになるようだ。計画は初期の検討段階であり、詳細は明らかになっていないが、SMBv1が無効化されるのはFall Creators Updateをクリーンインストールした場合のみで、アップグレードで既存の設定が変更されることはないとのこと。
SMBv1は5月に発生したWannaCryptの感染拡大により、セキュリティの面で注目を集めたが、Microsoftでは5年前からSMBv1の廃止を検討していたという。2014年には期限を示さずに計画を公表しており、Pyle氏は昨年からSMBv1の使用中止を呼び掛けていた。SMBv1無効化の最大の理由はセキュリティだが、既に無効化しても問題ない時期に来ているということもあるようだ。SMBv2はWindows Vista/Server 2008以降で利用できるようになっており、Windows Server 2008が現在サポートされる最も古いWindows OSとなっている。
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