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PCユーザー、マスメディアの利用1位はTVで94%が視聴
視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタルは、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetView(ニールセン ネットビュー)が持つオンライン視聴測定ログ情報と、調査対象パネルの詳細な商品所有/認知情報や他メディアの接触情報などを融合したデータベースサービスである「NetView Lifestyle Powered by Video Research Interactive(ネットビュー・ライフスタイル パワードバイ ビデオリサーチインタラクティブ、NetView Lifestyle)」をもとに、2017年3月の日本におけるPCユーザーのメディア接触状況を発表した。
2017年3月のPCの利用状況を昨年と比較すると、利用者数は3,800万人前後で一定数を保っていることがわかった。また、利用者属性でも男性が57%、50歳以上が42%とほぼ変化は見られなかった。
PCユーザーの4マスメディアの利用状況では、1位はTVで94%が視聴しており、2位は新聞(朝刊)で63%が購読していた。また、TVの利用時間が1日当たり1時間を超える人の割合は73%となっていた。
次に、TVを視聴しない(5%)、もしくはTVの利用時間が1日あたり30分未満の視聴者(8%)をライトユーザー(合計12%)と定義し、そのライトユーザーの割合が高いPCサイトTOP5をわりだした。1位はImpress Watch(インプレス ウォッチ)、4位にITmedia Inc(アイティメディア)とIT関連のニュースメディアや、3位にdailymotion、5位にdwango(ドワンゴ)といった動画系のサイトが上位となることがわかった。
そこで、ライトユーザー割合が高いPCサイトの中で、最も利用者数が多いdwango(ドワンゴ)の利用者が、最近1年間で購入した商品のうち、[インターネットサイトやメールマガジン上の広告]が商品・サービスに興味を持つきっかけや、購入・契約の参考となった。全体では「旅行関連」が1位となっているのに対し、dwango(ドワンゴ)の利用者は「日常の食料品・飲料」が1位で、全体と比べて2.7ポイント高いことがわかった。「音楽・音声コンテンツ」の割合も高く、逆に「レストラン・飲食店」は割合が低くなっていた。また、最近1年間に[パソコンのインターネットサイト]で「日常の食料品・飲料」を購入した割合は全体では13.7%であったのに対し、dwango(ドワンゴ)の利用者は19.3%と5.6ポイント高くなっていた。(編集担当:慶尾六郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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