ADP 民間雇用者の良好な結果を受け2日の雇用統計に期待、SMBC日興証券(花田浩菜)

2017年6月2日 11:30

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記事提供元:フィスコ


*11:30JST ADP 民間雇用者の良好な結果を受け2日の雇用統計に期待、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

6月に入り、1日には米雇用統計の前哨戦ともいえるADP民間雇用者数が発表されましたね。6/2付けの「主要通貨デイリー」では、ADP 民間雇用者と2日の雇用統計の結果がドル円に及ぼす影響について考察されていますのでご紹介します。

同レポートではまず、1日に発表された5月ISM製造業景況指数について、『横這いを見込んだ市場予想に対して54.9と小幅ながらも上昇。同指数は4月まで2ヵ月連続で低下していたため、米景気の減速を懸念する声も聞かれていたが、そうした懸念を和らげる結果となった。5月31日の当欄でも紹介したように、製造業の実際の生産活動は足元も堅調を維持している。米景気減速との判断は時期尚早との見方を示していたが、今回の結果は米景気が引き続き緩やかな拡大を続けていることが確認されたといえよう』と伝えています。

続けて、『一方、5月ADP民間雇用者数は、前月比+25.3万人と事前予想の+18.0万人(Bloomberg調査)を大幅に超過。労働市場の良好さを示したことで、本日発表される重要経済指標の5月雇用統計も堅調な結果が期待される。金融政策の観点からは、雇用統計が大幅下振れとならない限り6月利上げを後押ししよう。もっとも、市場は既に織り込み済み。 焦点となる6月利上げ後の次の利上げ時期は9月とみているが、ここもと経済指標が好悪入り交じりだったことから、9月利上げに対する市場の織り込みは3割程度に留まっている。今夜の雇用統計が良好な結果を示せば、米国景気の先行きに対する安心感から、9月利上げ期待の再浮上と共にドル円をサポートすることが期待される』と分析しています。

詳しくは6/2付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜《DM》

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