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AMD、サーバー向けの新たなCPUブランド「EPYC」を発表
AMDが5月16日(現地時間)に行った投資家向けの発表会で、サーバー向けCPUの新ブランド「EPYC」(エピック)を発表した(CNET Japan、ASCII.jp)。EPYCはZenベースのコアを搭載し、4つのCPUダイを1つのパッケージにまとめた構成を採用。1ソケットあたりのコア数は最大32コア(64スレッド)。メモリチャンネル数は8で最大2TB(16GB×128)のメモリを搭載可能。また、PCI Express 3.0のレーン数は128基。これは、Xeon CPU(比較対象はE5-2650 V4)2基分と同等以上だという。
これによってより高密度な実装が可能になるほか、複数ソケットを使用することでハイエンドサーバーにも対応できるとAMDは主張しているようだ。
また、先日発売されたRyzenについては出荷数の半分以上が利幅の大きいプレミアム製品とのことで、収益も好調だという。今後廉価バージョンのRyzen 3や、モバイル向けのRyzen Mobile、ビジネス向けのRyzen Proが投入されるという話も出ている。Ryzen MobileではGPUコアのアップデートによってグラフィック性能が大きく向上するという。さらに、ハイエンドデスクトップ向けに16コア/32スレッドのCPU「ThreadRipper」も発表された。こちらの詳細については5月30日から台湾で開催されるComputexで発表されるようだ。
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